弊社の依頼者は95％以上売主様です。売主は買主とは、特に金額面で利益対立します。
だからこそ、売主の目線で、1円でも高く売却することを目標として売却の計画を立てていきます。

不動産仲介会社の間では、売主・買主双方から仲介手数料を欲しい（両手取引と呼びます。）ために、案内したい他の不動産会社を「商談中」や「売主の事情により案内ができません」「売主さんが忙しく日程が合わない」などと案内をブロックします。
案内ブロックにより、自分の直接のお客様のみを案内し、両手取引にすることで、仲介手数料2倍取得しようとします。そのような囲い込み行為を弊社は致しません。

一括査定サイト等で、複数社の査定を行った場合に、売主は高額な査定額を出した不動産会社に依頼しようとします。これは大きな落とし穴です。
まず、査定書は「売れるかもしれない額」を提示したのみであり、「見積」ではありません。提示額で売却できるかどうか保証されたものではありません。悪徳業者は売れもしない高額で査定することで、媒介契約を取得しようとします。「他のお部屋より丁寧にお使いだから。」「高層階だから。」「景色が特に良いから。」などと所有者が褒められたら嬉しいに決まっている表層的な歯の浮いた営業トークで高額提示をします。
いざ、販売活動を開始すると、当然、そんな高額な金額では売却できません。
酷いときには、ダミーの内覧者をアルバイトで雇うなどし、信頼を少しでも高めようとします。そのうえで、「思ったより市況が悪くなった。」などと適当な文言で、少しずつ価格を下げていき成約に持ち込みます。既に信頼関係を築いていると思っている売主としは、戦法にはまっていることに気づいてない場合がほとんどです。
売主の一度頼んだら断りづらいという心理につけこみます。社会常識があり、信頼を重んじる方こそ特に騙される！弊社はそのような悪質な査定を行いません！確実に売却できる価格をデータに基づいて提示致します。

悪徳業者は、仲介手数料欲しさに他社が広告することをブロックします。
チラシ、HPなどで数多く広告するほうが高値で売却できる可能性が高まるにもかかわらず、他社に広告させず自らのみが広告することで、買主を直接のお客様で成約し、両手取引とし、仲介手数料を2倍得ようとします。試しに、「レインズ登録で広告について、他社に全て自由として下さい。」と営業マンに言ってみてください。途端に、顔色が変わるでしょう。
そのような広告制限を弊社は行いません。幅広く他社様にも広告して頂くことにより、売主の高値売却を実現して参ります。

「信頼なくして媒介なし。」
媒介契約というのは、売主より仲介会社が売却依頼を受けたことを示す書類です。
悪徳業者は自社1社に絞って欲しいために、「専任媒介契約」や「専属専任媒介契約」を求めます。弊社は95％以上「一般媒介契約」です。他社さんにもいくらでもお声がけしてもらって良いというスタンスをいつも心がけております。
他社にはできない汗をかき、知恵を回し、誠実に行動し、売主に信頼して頂くことに媒介契約の真髄があり、媒介契約の書面上の形式には価値はありません。心と心を結ぶ媒介契約を目指します。